インセクトリアン解説書

【この記事はインセクトリアンについて、軽く解説をする場所として設けてあります。】



インセクトリアンについて


【どのような生命体か?】

インセクトリアンとは、日本語で解釈すると「知的外骨格生命体」と呼ばれる生命体群です。
昆虫人間とか、虫人間などとも呼ばれ、地球原生の昆虫などによく似た者も存在しますが、厳密には彼らは「昆虫ではありません。」

正確にいうと、地球の節足動物に近しい形態や性質を持った外骨格生命体として生まれ、高い知能を有するまで発展した種族であり、インセクト(昆虫)に限定された存在ではありません。

彼らは「人語を学習・理解する知能を持ち」、また「人類と生殖行動を行うことができる生物」です。
基本的にはインセクトリアンが人語をしゃべることはありませんが、発声や発音する器官を概ね持ち合わせているため、そういったインセクトリアンは人語を会得することが可能です。


そして生殖についてですが、これはかなり特殊な性質を持った特徴で、彼らと人間の子供は「人類遺伝子が優先されません。」

これはインセクトリアンが極めて強い優性遺伝子を持っていることも挙げられますが、彼らは人間などの高等知的生命体の精子を受け取った後、体内でその遺伝子をインセクトリアンの配列に変換し、受精します。

なので、決してインセクトリアンから「人間のような子供は産まれてきません。」
また、この特徴からインセクトリアンの男性と人間の女性の間に子供はできないことも予想できるでしょう。

インセクトリアンは強い環境適応力を持ちながら、高い生殖能力を有する、知的生命体なのです。


【生態についての詳細】

・食性

食性はインセクトリアンの種類によってだいぶ差がみられ、草食、雑食、肉食と様々です。

しかし彼らが食べ物を調理をすることは稀だ、ということだけは全体の傾向から述べることができるでしょう。
彼らは往々にして食材を加工しないで食べます。

これは身体構造が種類によって大きな差異を生み出しているため、傾向としてそちらに向かいにくいのです。
(中には調理されたものを好むものもいたり、あるいは学習後に自身で料理を行えるものもいます。)

しかし彼らは食事に対して強い意識を持っています。
「自らが生存するために必要であり、またそれは自身だけの存在で成り立つものではない。」ということを理解しています。
そして同時に、食事自体に高揚を得る個体も少なくなく、中には求愛のアプローチに食事を行う者もいます。


・繁殖

こちらも実に様々です。

家族構成を持つもの・持たないもの が存在するように、生殖・繁殖方法は多岐にわたります。
しかしはっきりとしている情報があり、それは彼らが「卵生・卵胎生に限られている」ということです。
つまり、最初に必ず卵が産み出され、そこから子供が産まれるということです。

解析不明部分が多いインセクトリアンでも、この繁殖能力に関しては特に謎が多く、胎生の人間遺伝子を持つ精子を利用しても、何故必ず卵生・卵胎生に落ち着くのか。 これは非常に深い生態の謎として、現在でもしばしば議論されています。


・知能

インセクトリアンが高い知能を有していることは、インセクトリアンについて研究している者はもちろん、インセクトリアンに関わった人間なら誰しもが感じることでしょう。

言語習得能力についてですが、これは人間と同じように、個体差で習得の早さに違いがあります。
人間とのコミュニケーションを求めている、もしくはそれに対して強い関心を持っている者は、非常に習得が早い。
反面、人間とのコミュニケーションに関心を持たない個体は習得が遅いのです。

彼らは言語をコミュニケーションの方法として広く活用し、それは自己の繁栄と、自身を高めることに繋がることを理解しています。

彼らの発声器官は特別に用意されているものではなく、彼らが言語の音にあわせて発音器官を利用し、擬似的に言語発音を真似、発声しているものです。
概ね舌を使う音や、空気の反響などを利用した(西洋諸国にみられるもののような)言語は習得しにくいとされています。

彼らはあくまで擬似的なものとして言語を話せるに限るため、人間特有の発声能力を完璧に再現することは難しいのです。
中には発音器官に複雑な構造を持つ者も存在し、そういった者たちはこの複雑な人間言語の発音・発声をほぼ完璧に再現できることもあります。


【人間との関わり】

前述した通り、インセクトリアン(女性、雌個体に限り)は人間と生殖を行うことが可能な生物です。
人類からすると異形である彼らは、比較的多くの人間から嫌われている存在です。彼らもまた、それを理解しています。

しかしインセクトリアンの中には人間に対して強い執着を持つ者も存在し、同時に人間側にも同じような感情を有する者が存在します。
彼らは、時に自然に、あるいはやや強引に肉体を共有し、結果として繁殖を行うことも少なからずあります。


なお、人間と生殖した場合、彼ら(この場合は彼女であるが)から産まれる子供は純粋なインセクトリアンとして産まれるが、従来のインセクトリアンよりも差が見られる部分も存在します。

親がそうであったように、子供もまた人間に対して興味を持ち、例えば言語習得が早かったり二足歩行を行える種であれば、その習得が早かったりします


また、個体にも寄よるものの、強い愛情を持つものも存在します。
彼らは生殖相手に対して思慮深くなり、パートナーとしての意識が非常に高まります。

精神的な面から見て、彼らは人間と非常に近しい存在とも言えます。
そして、人間と同様に精神が肉体に強い影響を与えることも知られています。時にその影響は人間より大きいとも言えるでしょう。


【生息地域・分布】

インセクトリアンの最大の謎の一つが生息地域や発生、発祥についてです。

地球原生の節足動物に比較的近い構造を持つ者も多く、かつては「昆虫の一部が突然変異を起こしたもの(ミュータント個体)がインセクトリアンである」と言われたものの、昆虫にとどまらず、様々な節足動物と共通する特徴をいくらか持つものが現れ、これは一種の「収斂進化(しゅうれんしんか)」ではないか、と言われています。

(※収斂進化とは、本来関連性を持たない生物同士が、似たような環境下において適応した際、相同性を持った進化を遂げることを指します。)

一説に「地球外生命体として地球に来た、いわば宇宙人ではないか?」などとも言われ、このミッシングリンクは長らく最大の謎として語られるものとなっています。



個体の解説などは下記を参照。
インセクトリアン図鑑

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プロフィール

スペース人

Author:スペース人
漫画家を目指すフリーイラストレーター。
社会経験がとにかく少ない。

オリジナルから版権絵まで描いています。
漫画、ゲーム、ヒーロー、ロボ等ジャンルは様々。
生き物好きで、特に虫が大好きです。

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