金的の痛みについて

睾丸・金玉の痛さは女性には知りようのない未知のものだと思います。

あんな絵やこんな絵を書いておきながら、根本的な部分に対してのメモは作ってなかったので、この際ですから書き記しておこうと思います。ムダ知識程度にどうぞ。


出産の痛みと、金的の痛みはどちらが強いか?っていう議論も度々起きてますが、僕としては男女性差があるわけで、肉体構造や神経の反応も違うと思いますからね。
例えば同じパワーで物をぶつけても、総合ダメージは同じでも、感じる痛みは男性のほうが少ないと思います。この場合は単純に筋肉量的な意味で。
でも痛みを我慢出来るか、痛みを受けにくくできるかは別物で、いわば防御力とヒットポイントのような。


ちなみに海外で陣痛の痛みを擬似体験した男性の動画があります。(動画元:youtube
あくまで陣痛だけであって出産とはまた別ですけど、興味深い反応ですよね。かなり苦しそう。

また、継続的な痛みに対しては女性のほうが強く、瞬間的な痛みに対しては男性のほうが強いという話もあります。
なるほど、一定周期でやってくる生理痛と、イレギュラーな苦痛である金的で考えるなら妥当かもしれませんね。




さて、金的の痛みについてです。


単純にいえば「内臓の痛み」に該当します。
いわゆる筋肉や骨など、肉体の多くが持つ痛覚とは違う形で痛みが発信されます。

これは金的が男性器の睾丸(タマタマの部分)を指し、棒(陰茎・ペニス)の方ではないことに所以します。

勘違いされる方もいますが、"男性の急所"は棒ではなく玉なのです。
陰茎部は主に大部分が海綿体で構成され、非勃起時は大変柔軟なので、強く叩いたりしてもほとんど痛みを感じません。

勃起時であっても他の筋肉と大差ない程度ですが、勃起している場合は海綿体に血液が大量に送り込まれ膨張している状態なので、この時にあらぬ方向に負荷がかかると、陰茎を覆っている白膜が裂け、陰茎骨折を引き起こします。
こうなると相当痛いらしい。 そりゃあ出血する惨事ですから痛くて当然ですが・・・。


漫画やドラマなどの金的シーンで、よく被害男性キャラが「いたたたーっ!」とか「いでぇー!」みたいに「痛い」表現を言葉にすることがありますが、これはかなり歪曲した表現だと言えます。

近しい表現を挙げるなら、みぞおちにパンチを受けた時に似ています。
悲鳴というよりうめき声が出てきて、重い痛みの他に吐き気、冷や汗・脂汗が出てきて、動きがかなり緩慢になり、程度次第で動くことすらままならなくなります。

みぞおちへのパンチが"効く"のは、打撃の対象が内臓であり、尚且つみぞおちは骨がなく筋肉が薄い部分だからです。
睾丸は薄い筋肉どころではなく、たった皮膚一枚を隔てた向こう側にあるわけですから、その脆弱さはトップクラスでしょう。
更に睾丸は他の内臓より神経の集中量が多いので、かなり敏感に痛みをキャッチします。


睾丸は思い切り握り締めると、潰れなくとも簡単に失神すると言われ、その際に「痛い」なんて意思表示はできません。
声を上げるより先に腹の底から突き上げるような吐き気に襲われ、ダメージによっては実際に嘔吐してしまう場合も珍しくなく、叫び声など出せるはずもなく。


女性でも玉責めネタを扱う人がちらほら出始めてきたような気がしますが、やはり「ただの責め」にとどまってる感が否めません。
女でも簡単に倒せるくらいの男の急所というのは、急所中の急所だからこそであって、単純に"痛いところ"で終わらせてしまうのはもったいないでしょう。

この辺は性差あってこその表現ですから、もう少し深く描いてほしいと思いますね。
スポンサーサイト
プロフィール

スペース人

Author:スペース人
漫画家を目指すフリーイラストレーター。
社会経験がとにかく少ない。

オリジナルから版権絵まで描いています。
漫画、ゲーム、ヒーロー、ロボ等ジャンルは様々。
生き物好きで、特に虫が大好きです。

最新記事
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク