インセクトリアン図鑑

【この記事は一部のインセクトリアンを紹介する記事として設けてあります。】

カマキリ型
Queen mantis

カマキリのような特徴を幾つか有したことから、カマキリ型と称されるもの。
概ね人間サイズ(150cm~170cm前後)のものから、大きいものでは3mを超えるような大型のものまで存在する。
カマキリ型はその性質からやや攻撃的でありながらも、雄性を強く誘引する。それはフェロモンや肉体的仕草など、種やその個体が得た知識、癖などに現る。



ツボミ型
インセクトリアン

巨大樹の枝や幹に張り付いて、植物のつぼみに擬態し、近づいてきた獲物を捕食する肉食性のインセクトリアンである。
図にあるように、第二肢が鎌状に変化していて、ノコギリ状の返し刃がついている。これを幹や枝に引っ掛けて身体を固定する。

第一肢、第三肢は葉か花弁のような部分になっていて、内側に折りたたまれるようにして体の中心に向かって閉じるのが判るだろうか。(図の左側)
非常に強いフェロモンを発生させているようで、獣や鳥などを引き寄せて捕食する。しばしば人間を捕らえることもあるようだ。

ほとんど歩くことはなく、動く時は捕食する時、繁殖と脱皮の際くらいのもので、一日中蓋が閉じられたままの場合もある。
図では直立全身像と思われる図があるが、おそらく予想図として描かれたもので、このインセクトリアンは直立および直立歩行はできないと予想される。



ムカデ型
あかちゃんとムカデさん

いくらかの(他の個体と比べて明らかに差がある)手脚を持つ個体群。挿絵は幼体の保護をしている母親。
概ね人型になることはなく、その長く靭やかな体で一生を過ごす。
乳房(正確には乳房とは違う器官だが、脂肪嚢だとか乳液嚢と呼ばれる、機能的には似たようなもの)がついている種も多いが、移動時はうつ伏せの状態になるため、特に膨張がおこる繁殖期・育成期は邪魔になってしまうこともある。

血縁者には厚い愛情を与えるが、部外者に対しては攻撃的であるのも特徴の一つ。
特に抱卵の時期は一切ものを食べず、つきっきりで卵の世話をする。



双翅目型
ヒトスジシマカ

双翅目(ハエやカなど)のような特徴を持つため、そう呼ばれる。
口器の構造が特殊で、顔面の(人間で言うところの)下顎からつきだしたものが口器であり、その上に見えるものは音を発する器官である。

挿絵のタイプは華奢な体をしているため、カ型とも呼ばれる。
この個体は吸血するもので、第二腹部へ貯めこむ。個体によっては乳房が貯蓄器官になっているものもいる。
吸血は主に繁殖期の雌にのみ見られるもので、ほとんどのものは水や植物を好んで食する。



甲殻類型
カニ

インセクトリアンがイコール昆虫とくくれない理由の一つが、この甲殻類型と呼ばれる種にある。
詳しい説明は割愛させてもらうが、昆虫というものはそもそも一つの分類群に過ぎず、それは多岐に渡る節足動物全てを指す呼び名ではない。

節足動物門 昆虫綱に分類されるものが、我々が普段呼ぶ「昆虫」に該当する生物なのだ。カニやエビなどの甲殻類や、ムカデやクモなどの昆虫とは違う節足動物は虫と呼ばれることはあっても「昆虫」とは言わない。

このカニ型は基本的な生活を水中で行う種である。
陸上でもいくらか活動することができ、完全に陸生の種も存在する。
本種は乳房の部分が非常に柔らかいため、第一腕部がそれを覆うような構造になっているのがわかるだろう。
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プロフィール

スペース人

Author:スペース人
漫画家を目指すフリーイラストレーター。
社会経験がとにかく少ない。

オリジナルから版権絵まで描いています。
漫画、ゲーム、ヒーロー、ロボ等ジャンルは様々。
生き物好きで、特に虫が大好きです。

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